イントロダクション
ニコール・キッドマンの熱烈ラブコールでヒュー・グラントとの初共演が実現!
意外にもこれまで共演する機会のなかった2人の唯一の接点は、『パディントン』の1作目にキッドマンが、2作目にグラントが出演した、という言わばすれ違いのようなもの。今回、俳優業を辞めるとまで公言していた彼の記念すべき米国TVシリーズ初出演が叶ったのはキッドマンが夫役に彼を熱望し、自ら説得したからだと報じられている。『フォー・ウェディング』や『ノッティングヒルの恋人』など90年代のロマコメのプリンスも今や60歳。主人公の献身的な夫、腕の良い小児腫瘍科医として息子も憧れる父親でありながら、殺人事件の発生と同時に姿を消し容疑者として追われる身となる影のある役柄を彼がどう演じるのか注目!
『ビッグ・リトル・ライズ』のニコール・キッドマン&デヴィッド・E・ケリーの再タッグ!
ゴールデン・グローブ賞やエミー賞を総なめにしたヒット作『ビッグ・リトル・ライズ』で主演を務めたニコール・キッドマンとクリエーターのデヴィッド・E・ケリーの再タッグが実現!舞台を西海岸からニューヨーク・マンハッタンへ移し、ジーン・ハンフ・コレリッツ著「You Should Have Known」(原題)を映像化。セレブライフを送る登場人物に降りかかる困難と彼らの心理をサスペンスタッチで描く。
女性監督スサンネ・ビアが全エピソードを監督
全6話を監督したのはデンマーク出身の女性監督スサンネ・ビア。『未来を生きる君たちへ』で2011年アカデミー賞外国語映画賞、トム・ヒドルストン、ヒュー・ローリー主演のTVシリーズ『ナイト・マネジャー』で2016年エミー賞監督賞を受賞するなど、その手腕を高く評価されいま注目を集めている。キッドマンと同年代の女性監督として、容疑者の妻となり次から次へと知らなかった夫の真実が明かされていく主人公の心理をどう描くか注目が高まる。また、『スラムドッグ$ミリオネア』でアカデミー賞撮影賞を受賞し、『T2 トレインスポッティング』や『127時間』などを手掛けたアンソニー・ドッド・マントルが撮影したコロナ前のニューヨークの映像美も必見!
豪華キャストで描かれる華やかでお洒落なマンハッタンのセレブライフ
初共演のキッドマンとグラントに加え、その一人息子を演じるのは『サバービコン 仮面を被った街』『ワンダー 君は太陽』で演技力が高く評価され最新作『ハニーボーイ』も話題となった、いま最も期待される実力派子役ノア・ジュープ。その祖父でキッドマンの父を演じるのは大御所ドナルド・サザーランド。この豪華家族が送るマンハッタンの上流階級の暮らしは『キング・オブ・メディア』を思わせるセレブライフ。一方、事件を担当しフレイザー家を執拗に捜査する刑事役には『ゴールド/金塊の行方』や『アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺』のエドガー・ラミレス。上流階級の容疑者を敵視するヒスパニック系労働階級の彼が執拗に一家を追い込む様子も見どころ。