イントロダクション
「007」へのアンチテーゼ的な主人公を描いた人気スパイ小説を57年ぶりに映像化!
1965年にマイケル・ケインが主人公ハリー・パーマーを演じ大ヒットした『国際諜報局』の原作で、世界で1000万部のベストセラーとなったレン・デイトンのスパイ小説「イプクレス・ファイル」を57年ぶりに新たに映像化。『国際諜報局』は当時先にヒットしていた「007」シリーズのジェームズ・ボンドと対照的なキャラクター設定の主人公を描き大ヒット。BAFTA(英国アカデミー賞)作品賞などを受賞しシリーズ化された。その後『オースティン・パワーズ』ではパロディ化され、『キングスマン』では主人公の名、黒縁メガネと傘などハリー・パーマーにオマージュを捧げており、多くのスパイ映画に影響を与えている。本作は『トレインスポッティング』で英国アカデミー賞脚色賞を受賞したジョン・ホッジが初めてTVドラマの脚本を手掛け、『ブラック・ミラー』のジェームズ・ワトキンスが監督を務める。全6話の尺を活かし主要キャラクターの人物像をたっぷり深掘りし、映画版では描かれなかった数々のシーンを映像化。2022年3月6日英ITVで放送を開始した、映画版を超えた壮大なスケールのスパイ・サスペンスが早くも日本初上陸!
ジョー・コール、ルーシー・ボイントン、トム・ホランダーら豪華英国キャストの共演!
新ハリー・パーマー役に抜擢されたのは『ピーキー・ブラインダーズ』で強烈なインパクトを残した注目の俳優ジョー・コール。彼は頭脳明晰で料理好き、シニカルだが冷酷ではない労働者階級出身のハリーをマイケル・ケインとは違うアプローチで演じている。ジーン役には『ボヘミアン・ラプソディ』のルーシー・ボイントン。映画版では助手に過ぎなかったジーンだが本作では男性優位社会で活躍する優秀な女性スパイとして描く。60年代のファッションに身を包んだ彼女のクール・ビューティーも必見!そして彼らを率いる上司のドルビー役に『キングスマン:ファースト・エージェント』のトム・ホランダー、CIAエージェント、マドックス役にアシュリー・トーマス(『ゼム』)とイギリスの豪華スターの共演に注目!
深掘りしたハリー・パーマー像、マイケル・ケイン版へのオマージュ、映画で描かれなかったシーンの映像化でスケールアップ!
本作ではハリー・パーマーがかつて朝鮮戦争に従軍していたことや離婚を望んでいる妻がいること、軍法違反行為で投獄されるまでのエピソードなど、映画版では描かれなかった彼のバックグラウンドが詳しく描かれ、人物像により一層深みが与えられている。ジーン・コートニーも60年代の女性が持っていたであろうリアルな葛藤を抱えた深みのあるキャラクターに。さらに米国が原爆実験を行う太平洋環礁の島やベルリンの壁、ベイルート、フィンランドなど舞台が世界にまたがりスケール感が大幅にアップしている点も魅力の1つ。一方で映画版へのオマージュとされるオープニングシーンや、パーマーのコーヒーの淹れ方、象徴的なカメラアングルなど、映画版から踏襲した点も多く、パーマーのアイコニックな黒縁メガネや、女性好きでユーモラスなキャラクター像はもちろん健在!新旧見比べをしても楽しめる。
2022年1番の話題作に世界が注目!続編への期待も!!
本国ITVの放送が始まる前から日本のほか米国、オーストラリア、香港、インド、インドネシア、マレーシアでの放送・配信が既に決定しているという異例の注目度で、まさに世界が待ちわびている2022年1番の話題作。製作総指揮のウィル・クラークはハリー・パーマーシリーズの原作本の残り3本についてもドラマ化の権利とキャラクター権を取得済みと明かしており、シリーズの継続が大いに期待できる。