ボディ・バンク

ヒュー・グラント、ジーン・ハックマン共演の医学スリラー。大病院の裏の顔を知ってしまった医師が巻き込まれる危難を描く。

“ラブコメの帝王”ヒュー・グラントがいつものコミカルなイメージを封印し、大病院の真実を知ってしまったエリート外科医をシリアスに演じる。原作は元医師のマイケル・パーマーの同名小説とあって、そのリアルで説得力のある描写には背筋が凍る。主人公が銃撃戦に巻き込まれるなどアクションの要素も含まれており、手に汗握るストーリーが見どころ。

【ストーリー】ニューヨーク、マンハッタンにそびえ立つ巨大総合病院“グラマシー”。そのＥＲ（緊急医療室）に勤務する若きエリート外科医ガイのもとに、深夜、一人の男性が運び込まれる。しかし、男は発作を繰り返し、間もなく息をひきとる。ガイは男の死因に疑問を抱くが、翌日、死体は忽然と消えてしまう。そして、医師としての責任感から、死体の行方を追求しようとするガイの周囲で不審な出来事が起こり始める…。