ウェス・クレイヴン監督の人気サスペンスホラーのシリーズ第１弾。仮面を被った殺人鬼がホラー映画を真似た殺人で恐怖に陥れる。
『エルム街の悪夢』のウェス・クレイヴン監督が、死神の仮面を被った殺人鬼の恐怖を描いた人気サスペンスホラーのシリーズ第１弾。過去のホラー映画に登場した殺人方法を真似るサイコキラーという設定の斬新さ、当時の社会問題が反映された意外な真犯人など、７０年代から量産されてきたホラー映画に食傷気味だった映画ファンへ革命的な衝撃を与えた。シリーズを通じてシドニー役を演じたネーヴ・キャンベルも一躍人気スターに。

カリフォルニア州のウッズボロー。ある夜、女子高生ケイシーの家の電話が鳴り、彼女と恋人が惨殺される。ケイシーのクラスメイト、シドニーは忌まわしい記憶を呼び起こされ苛立っていた。１年前、彼女は母を何者かに殺されていたのだ。そんな彼女の元に不審な電話が鳴り響き、不気味なマスクを被った殺人鬼が襲い掛かってくる。間一髪で恋人のビリーに助けられたシドニーだったが、あまりのタイミングのよさに彼女は疑問を抱き…。