キャバレー（１９７２）

ライザ・ミネリ主演、アカデミー賞８部門受賞の名作ミュージカル。スターを夢見る女性の生き様を華麗な歌とダンスに乗せて描く。

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解説

光と影を巧みに捉えた美しい映像と印象深い音楽によって、スターを夢見る女性の生き様を綴った名作ミュージカル映画。名振付師としても活躍したボブ・フォッシー監督の演出によって、ナチスが台頭しつつあった当時のベルリンの退廃的な雰囲気を見事に再現。全編に渡ってパワフルなダンスと歌唱、溌剌とした演技を披露したライザ・ミネリの主演女優賞の他、アカデミー賞で監督賞など合計８部門を受賞した。

あらすじ

１９３０年代の初頭、ナチスによるファシズム政治が台頭してきたベルリンの街。暗い世相の中で、政治に背を向けた人々が夜ごとキャバレーに集まっていた。そこで働くショーガールのサリーは、一流スターになることを夢見る自由奔放な娘。あるとき、彼女の部屋の隣にロンドンから来た語学生ブライアンが引っ越してくる。性格も生き方も間逆だったが、恋に落ちる２人。そんな２人の前に裕福でハンサムなマクシミリアン男爵が現れる。

★アカデミー監督賞、主演女優賞（ライザ・ミネリ）、助演男優賞（ジョエル・グレイ）、撮影賞、編集