カビリアの夜

フェデリコ・フェリーニ監督による人間ドラマ。監督の妻ジュリエッタ・マシーナがヒロインを演じ、無垢な売春婦の哀歓を描く。

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解 説

名作『道』のフェデリコ・フェリーニ監督と彼の妻であるジュリエッタ・マシーナが再度組んだ人間ドラマ。苦難に巻き込まれながらも他人を信じ、明るさを失わない主人公を鮮やかに演じたマシーナは、カンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞。また本作は、1966年にニール・サイモン脚本のブロードウェイミュージカル「スウィート・チャリティ」として舞台化され、1968年にはシャーリー・マクレーン主演で映画化もされている。

あらすじ

不幸な生活を送りながらも、仲間に夢を語って明るく生きている売春婦のカビリア。恋人から川に突き落とされても、彼女の無垢な性格は変わらない。ワンダを除く仲間の女たちは、カビリアを変わり者として扱っていたが、ある晩、カビリアの夢物語が現実になった。有名な映画スターが豪華な自動車に彼女を乗せて、ナイトクラブから自分の豪邸へと連れていったのだ。だがそこに、スターの昔の愛人が突然現れる…。

★アカデミー外国語映画賞、カンヌ国際映画祭主演女優賞(ジュリエッタ・マシーナ)受賞。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ
本編時間 116分
制作 1957年 イタリア
原題 LE NOTTI DI CABIRIA
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