１９世紀末、８０日間世界一周の旅に出た男の大冒険を描いたジュール・ヴェルヌ原作の同名小説を映画化したアドベンチャー大作。
『月世界旅行』『海底二万哩』など数々の映画化作品を持つジュール・ヴェルヌの同名作を映画化。名優デヴィッド・ニーヴンと人気コメディアンのカンティンフラス、当時新人だったシャーリー・マクレーンが軽妙なトリオを構成。世界を股にかけた大規模ロケーションが話題を呼んだ。マレーネ・ディートリッヒを筆頭に４０人を超える豪華ゲスト・スターが登場し、スター探しの面白さも味わえる。アカデミー作品賞はじめ５部門を受賞。

１８７２年、まだ飛行機も出現していない時代。ロンドンの社交クラブで、英国紳士フォッグ氏は“８０日間あれば世界一周できる”という賭けにのり、何と２万ポンドという大金を賭け、自ら実証のための大冒険に出ることになる。早速フォッグ氏はパスパルトゥーをお供に従え、ロンドンを出発する。マルセイユへ向かう途中、汽車が止まってしまい、ふたりはなんとか気球を調達して先を急ぐが、風に流されてスペインへと辿り着き…。

★アカデミー作品賞、脚色賞、撮影賞（カラー）、劇・喜劇映画音楽賞、編集賞受賞。