作品解説
カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した戦争映画の傑作。フランシス・コッポラ監督が戦争の狂気を壮大かつ異様な迫力で描き出す。
ジョゼフ・コンラッドの小説『闇の奥』を、フランシス・フォード・コッポラ監督が60年代のベトナムに舞台を置き換えて映画化した戦争映画の名作。ポスト・ベトナム映画の総決算であると同時にコッポラ監督の代表作となり、カンヌ国際映画祭では最高賞パルムドールを受賞。ナパームの香りを好み虐殺を謳歌するキルゴア中佐、特設ステージで兵士を慰問するプレイメイトなど、ベトナム戦争を通してアメリカそのものを風刺している。
ストーリー
ベトナム戦争真っ只中のサイゴン。アメリカ陸軍情報部のウィラード大尉に、ある密命が下される。それはカンボジアに特殊任務で赴いたままジャングル奥地に自らの王国を築き、危険人物と化したカーツ大佐を暗殺せよ、というものだった。数々の叙勲歴を持ち軍部最高の人物といわれたカーツ大佐だが、現地に潜入してからは彼の行動が軍では統制できない異常な方向に進んでいったという。ウィラードは4人の部下と共に任務に挑むが…。
★アカデミー撮影賞、音響賞受賞。カンヌ国際映画祭パルムドール、FIPRESCI(国際映画批評家
キャスト&スタッフ
監督
- FRANCIS FORD COPPOLA フランシス・フォード・コッポラ
出演
- MARTIN SHEEN マーティン・シーン
- MARLON BRANDO マーロン・ブランド
- ROBERT DUVALL ロバート・デュヴァル
- DENNIS HOPPER デニス・ホッパー
- FREDERIC FORREST フレデリック・フォレスト
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