地球の静止する日

戦争兵器の廃絶を求めて地球に飛来した未知の異星人と地球人の遭遇を通して、人類の未来への警鐘を鳴らす本格SFの古典的名作。

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解 説

地球外生命体とのファースト・コンタクトを題材に、SF映画に初めてシリアスなドラマを持ち込み、本格的SF映画の先駆的作品として評価を得た名作。“異星人が地球の平和を促す”という物語が、実はとSFいうジャンルを借りながら公開当時の東西冷戦に対する批判を描こうとしているのが興味深い。スペクタクルの中に込められた真摯なメッセージは、キアヌ・リーヴス主演のリメイク『地球が静止する日』にも受け継がれている。

あらすじ

ある日、ワシントン上空に突如として円盤が飛来。間もなく着陸すると、人の言葉を話す異星人クラトゥが姿を現わす。さらに、ゴートという巨大ロボットも現われ、周囲は騒然。しかし、クラトゥは地球へ危害を加えるつもりはなく、ある忠告を伝えに地球に来たのだと言う。それは、地球側がこのまま継続して破壊兵器を使用し、他の惑星に脅威を与えることになれば、地球上の全エネルギーを停止させ攻撃を加えるという警告であった…。

監 督

出 演

ジャンル SF
本編時間 94分
制作 1951年 アメリカ
原題 THE DAY THE EARTH STOOD STILL(1951)
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