真昼の決闘

ゲイリー・クーパー＆グレイス・ケリー共演の名作西部劇。孤立無援の保安官と４人の無法者との対決をリアルタイム進行で描く。

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解説

ゲイリー・クーパーとグレイス・ケリーが共演し、フレッド・ジンネマン監督が手掛けた西部劇の名作。１人で４人の無法者と対決する保安官を演じたクーパーは、本作で２度目のアカデミー主演男優賞を受賞した。アカデミー歌曲賞に輝く主題歌「ハイ・ヌーン」も印象的で、リアルタイムの物語進行、渇いた人物描写なども特徴。それまで製作されてきた西部劇のイメージを覆す描写を試みて、リアリティを強く感じさせる内容に。

あらすじ

１８７０年、西部の小さな町ハドリービル。結婚式を挙げたばかりの保安官ウィルの元に、かつて彼が逮捕した無法者フランク・ミラーが正午着の列車で町に戻ってくる、という知らせが入る。実は、結婚式が終わればウィルは保安官の職を辞し、別の町へ向かうことになっていたのだ。思いをめぐらせた末、ウィルは彼との対決を決意。しかし、戦いに否定的な新妻エミーは町を去ろうと駅へ向かう。

★アカデミー主演男優賞（ゲイリー・クーパー）、劇・喜劇映画音楽賞、歌曲賞、編集賞受賞。