黒い罠[ディレクターズ・カット版]

オーソン・ウェルズ監督・出演によるフィルム・ノワールの名作。国境で起きた爆殺事件を発端に、小さな町に波紋が広がっていく。

黒い罠[ディレクターズ・カット版] 場面写真

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解 説

奇才オーソン・ウェルズが監督し、革新的な撮影技法等が評価され、現在ではフィルム・ノワールの名作となった作品。冒頭、爆弾の仕込まれた車をカメラが追う長回し場面における異様な緊迫感は秀逸。腹に詰め物をして入念なメイクを施したオーソン・ウェルズ演じる悪徳刑事の存在感は、主人公演じるチャールトン・ヘストン以上に圧倒的。白黒映像と不穏な音楽も相まって、極上の世界観を醸し出している。

あらすじ

アメリカとメキシコの国境付近の町で車が爆発し、中にいたストリッパーと町の富豪が死亡する事件が発生。現場を目撃したメキシコの麻薬捜査官ヴァルガスが捜査に乗り出すが、アメリカ側の担当者であるクインラン警部はヴァルガスの介入を拒絶。上司の命令で共同捜査をすることになったものの、両者は反りが合わず衝突ばかり。そんなある日、ヴァルガスの妻スーザンが暗黒街の顔役に脅迫される事態が発生する。

オーソン・ウェルズ監督のメモに基づいて忠実に再編集された[ディレクターズ・カット版]。

監 督

出 演

ジャンル サスペンス
本編時間 112分
制作 1958年 アメリカ
原題 TOUCH OF EVIL
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