作品解説
ペネロペ・クルス、ハビエル・バルデム夫妻を主演に迎えたミステリー。少女誘拐事件をきっかけに家族の長年の秘密が露わになる。
『別離』と『セールスマン』でアカデミー外国語映画賞に輝いたイランの名匠アスガー・ファルハディ監督が、ペネロペ・クルス、ハビエル・バルデム夫妻を主演に迎えたミステリー。少女の誘拐事件をきっかけに崩壊してゆく家族の姿を描く。彼らの抱える秘密が露呈した後に訪れる不協和音。ファルハディ監督作品に通底する「突然、誰かがいなくなる」というモチーフによって人間の暗部を炙り出し、猜疑心が煽られてゆくのも見どころ。
ストーリー
妹の結婚式のためスペインへと帰省したラウラは、幼馴染や家族と久々の再会を喜んでいた。しかし、結婚パーティーを楽しんでいる最中、先に寝かせていた娘のイレーネが突如失踪。すると、家中を探し回るラウラの元に、娘を誘拐したというメールが届く。絶望のどん底に突き落とされたラウラと共に、周りの人々は犯人探しに奔走するが、その中で暴かれた真実により、幸せな家族が積み上げてきた日常は壊れていくのだった。
キャスト&スタッフ
監督
- ASGHAR FARHADI アスガー・ファルハディ
出演
- PENELOPE CRUZ ペネロペ・クルス
- JAVIER BARDEM ハビエル・バルデム
- RICARDO DARIN リカルド・ダリン
- EDUARD FERNANDEZ エドゥアルド・フェルナンデス
- BARBARA LENNIE バルバラ・レニー
監督・出演者 関連作品
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ペネロペ・クルスオリエント急行殺人事件(2017)
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アスガー・ファルハディ英雄の証明(2021)
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