作品解説
アルフレッド・ヒッチコック監督のスリラー。叔父が殺人犯だと疑惑を抱いた姪が真相を探り始める様を、巧みな心理描写と共に描く。
“サスペンスの神様”アルフレッド・ヒッチコック監督が手掛けたスリラーの名作。叔父が殺人犯ではないかと疑い始める姪と、自分の秘密に姪が気づいているのではないかと疑う叔父。2人が互いに疑惑を深めてゆく過程を、指輪に彫られたイニシャルや、叔父の不穏な行動などを巧みに利用した心理描写で表現。“観客が登場人物よりも先に状況を理解している”という展開と演出が、緊張感を一層あおり立てているのも一興。
ストーリー
自分と同じ名前を持つ、大好きなチャーリー叔父さんが突然やって来て、ニュートン家の長女チャーリーは大喜び。しかし叔父さんは人前に出ることを嫌い、チャーリーはだんだん彼の不審な点に気付き始める。ある日、家にふたりの男が訪ねて来て、叔父に殺人容疑がかけられていることを知らされる。チャーリーは叔父が捨てた新聞を調べると、そこには未亡人殺人鬼の記事が載っていた…。
キャスト&スタッフ
監督
- ALFRED HITCHCOCK アルフレッド・ヒッチコック
出演
- TERESA WRIGHT テレサ・ライト
- JOSEPH COTTEN ジョゼフ・コットン
- MACDONALD CAREY マクドナルド・ケリー
- HENRY TRAVERS ヘンリー・トラヴァース
- HUME CRONYN ヒューム・クローニン
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