作品解説
ヴィム・ヴェンダース監督がハリウッド映画にオマージュを捧げたドラマ。ポルトガルを舞台に、映画制作チームの混乱ぶりを描く。
ニュー・ジャーマン・シネマの旗手として世界的に注目を集めていたヴィム・ヴェンダース監督が、フランシス・フォード・コッポラに招かれて『ハメット』を製作した際の苦い経験を元に、ハリウッド映画にオマージュを捧げたドラマ。後に個性派俳優として活躍するパトリック・ボーショーが映画監督フリッツを演じるほか、サミュエル・フラー、ロジャー・コーマンらハリウッド映画人も出演。ヴェネチア国際映画祭では金獅子賞を受賞。
ストーリー
ドイツ人映画監督のフリッツは、ポルトガルの寂れた海岸でSF映画を撮影していた。しかし資金は底をつき、フィルムは使い果たし、立往生してしまう。撮影済みのフィルムを持って、資金集めのため撮影現場を離れたプロデューサーからの音沙汰もなく、スタッフの間には不満が募り始める。そんな中、アメリカでカメラマンのジョーの妻が亡くなり、ジョーは帰国するが…。
★ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞
※4Kマスターを元にしたHD原版で制作した高画質版。
キャスト&スタッフ
監督
- WIM WENDERS ヴィム・ヴェンダース
出演
- PATRICK BAUCHAU パトリック・ボーショー
- ISABELLE WEINGARTEN イザベル・ヴェルガルテン
- SAMUEL FULLER サミュエル・フラー
- PAUL GETTY III ポール・ゲッティ3世
- ROGER CORMAN ロジャー・コーマン
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パトリック・ボーショー小さな命が呼ぶとき
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