『ベルリン・天使の詩』や『まわり道』などヴィム・ヴェンダース監督作品の脚本家としても知られるオーストリアの作家ペーター・ハントケが監督と脚本を務め、ヴェンダースがプロデューサーを担当したヒューマンドラマ。夫に別れを告げた女性が、幼い息子と２人で人生を取り戻していく姿を描く。ノーベル文学賞に輝くハントケ自身の小説を原作にした長編初監督作品で、小津安二郎へのオマージュともされる。

専業主婦として夫ブルーノと８歳の息子・ステファンと暮らしていたマリアンネは、結婚生活に虚しさを感じ、出張から帰宅した夫に突然の別れを告げる。一人で息子を育てていくと決意したマリアンネは、かつて勤めていた出版社を頼り、フランス語翻訳の仕事を始める。なかなかうまくいかない日々が続く中、ブルーノに復縁を迫られるマリアンネだが、彼女の心が揺らぐことはなかった…。

※４Ｋマスターを元にしたＨＤ原版で制作した高画質版。

• PG12相当字幕版

• PETER HANDKEペーター・ハントケ

• EDITH CLEVER エディット・クレヴァー
• BRUNO GANZ ブルーノ・ガンツ
• MARKUS MUHLEISEN マルクス・ミューライゼン
• ANGELA WINKLER アンゲラ・ヴィンクラー
• GERARD DEPARDIEU ジェラール・ドパルデュー