作品解説
フィリピン製作のクライムドラマ。麻薬戦争が続くマニラのスラムを舞台に、ストリートチルドレンの少年と殺し屋の女との絆を描く。
麻薬や貧困、マフィアによる抗争と警察の腐敗など、フィリピンの首都マニラのスラムで巻き起こる事件を描いたフィリピン製のクライムドラマ。マニラ市街でのゲリラ撮影が行われ、そのスタイリッシュな表現は世界で高い評価を得た。闇社会で暗躍する者たちが抱く生への渇望が生々しく描かれる。監督は『バードショット』で第29回東京国際映画祭「アジアの未来」部門作品賞を受賞したフィリピンの新鋭ミカイル・レッド。
ストーリー
激しい麻薬戦争が続き、混沌とした様相をみせるマニラ。そこで暮らすストリートチルドレンのトトは密売組織で働いていたが、仲間の裏切りから警察に追われる身となってしまう。そんなトトを助けたのは、女殺し屋イルマ。トトとイルマ、そしてイルマの相棒ラウルは、表の顔は害虫駆除員、裏の顔は暗殺者としてマニラの街で絆を深めてゆく。奇妙な暮らしの中で居場所を見つけたトトだったが、その暮らしも抗争によって脅かされる…。
キャスト&スタッフ
監督
- MIKHAIL RED ミカイル・レッド
出演
- EULA VALDEZ ユーラ・ヴァルデス 松野朋子(吹替)
- TIMOTHY CASTILLO ティモシー・カスティーリョ 加藤祐希(吹替)
- ROCKY SALUMBIDES ロッキー・サルンビデス 岩﨑洋介(吹替)
- JESS MENDOZA ジェス・メンドーサ 濱口翔一(吹替)
- ANGELI BAYANI アンジェリ・バヤニ 永坂有理(吹替)
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