作品解説
アルフレッド・ヒッチコック監督のスパイスリラー。東ドイツへの亡命者を装い、東側の軍事機密を狙うアメリカ人科学者を描く。
アルフレッド・ヒッチコックにとって50本目の監督作となったスパイスリラー。ポール・ニューマンとジュリー・アンドリュース、当時の2大スターがヒッチコック作品に初出演。殺人シーンに対する執拗な演出や、ユーモラスな追跡劇などヒッチコック作品の特徴も散見。本作でバーナード・ハーマンとのコンビが解消され、ジョン・アディソンが音楽を担当している。1976年にフジテレビ「ゴールデン洋画」で放送された貴重な吹替。
ストーリー
アメリカからデンマークへと向う一隻の客船。この船には、コペンハーゲンで開かれる国際会議に出席するため、アメリカ人物理学者マイケル・アームストロングと彼の婚約者で秘書のセーラが乗っていた。そんな彼に一通の電報が届く。エルム書店で一冊の本を受け取れという内容だった。ホテルに着き、セーラに取ってきてもらった本を開いたマイケルは急に東ベルリンへ行くと言い出す。不審に思ったセーラは彼を問いただすが、コペンハーゲンで2、3日待っているようにと言い残してマイケルは空港へと向うのだった。
キャスト&スタッフ
監督
- ALFRED HITCHCOCK アルフレッド・ヒッチコック
出演
- PAUL NEWMAN ポール・ニューマン 川合伸旺(吹替)
- JULIE ANDREWS ジュリー・アンドリュース 弓恵子(吹替)
- GUNTER STRACK ギュンター・ストラック 纓片達雄(吹替)
- HANSJORG FELMY ハンショーグ・フェルミー 糸博(吹替)
- GISELA FISCHER ギゼラ・フィッシャー 大方斐沙子(吹替)