作品解説
マイケル・ケイン主演、シニカルなイギリス人スパイが活躍するシリーズ第一弾。東西冷戦下で、パーマーが科学者誘拐事件に挑む。
『アイアン・イーグル』のシドニー・J・フューリー監督が、レイ・デイトンの小説を映画化した“ハリー・パーマー”シリーズの第一弾。主演のマイケル・ケインが、ジェームズ・ボンドとは真逆のスパイ像を実践。東西冷戦下を舞台に、事件を捜査する過程や敵組織との攻防といったアクション描写に至るクールな演出によって、乾いた緊張感を生んでいる。1971年にTBS「月曜ロードショー」で放送された吹替版。
ストーリー
多くの高名な科学者が忽然と姿を消す事件が続出しているイギリスで、またひとり、原子力の権威であるラドクリフ博士が姿を消した。事態を重く見た国防省はMI-5の腕利き諜報員であるハリー・パーマーに任務を託する。事件の黒幕と思われる人物を割り出したパーマーは、交渉によってラドクリフ博士の身柄を無事確保することに成功するが、助け出された博士はすでに洗脳されていた。さらに彼は敵の罠にはまって、CIAからも命を狙われるようになってしまうが…。
キャスト&スタッフ
監督
- SIDNEY J. FURIE シドニー・J・フューリー
出演
- MICHAEL CAINE マイケル・ケイン 金内吉男(吹替)
- NIGEL GREEN ナイジェル・グリーン 家弓家正(吹替)
- GUY DOLEMAN ガイ・ドールマン 西田昭市(吹替)
- SUE LLOYD スー・ロイド 来宮良子(吹替)
- GORDON JACKSON ゴードン・ジャクソン 田中信夫(吹替)
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