プッシャー

デンマーク時代のニコラス・ウィンディング・レフン監督作の英語リメイク版。ドラッグと大金を失った麻薬密売人のピンチを描く。

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解説

『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフン監督が２４歳の時に製作したデンマーク時代の作品を、イギリスでリメイク。レフン自身が製作総指揮を務め、新鋭ルイス・プリエトが監督した。オープニングからラストまでオリジナル版を踏襲し、レフン版で麻薬組織のボス役を演じたズラッコ・ブリックは本作でも同じボス役を演じている。ＵＫテクノの四天王と呼ばれるオービタルによるスタイリッシュな音楽が、世界観をより深めた。

あらすじ

麻薬の密売人（プッシャー）をしているフランクは、マフィアのボスのミロから買い取ったドラッグを相棒と共に売りさばき、優雅な生活を送っている。ある大口の取引を受け、代金を後払いする約束でミロから大量のヘロインを預かるものの、取引のさなかに警察がやってきてドラッグを全て川に流してしまう。商品であるドラッグも受けとるはずの大金も失ってしまい、フランクはミロから「４８時間以内に埋め合わせをしろ」と脅される。