ウェイティング・バーバリアンズ 帝国の黄昏

マーク・ライランス、ジョニー・デップ共演のドラマ。遊牧民と開拓者が共存する平和な町に、蛮族襲来を警戒する軍人が現れる。

ウェイティング・バーバリアンズ 帝国の黄昏 場面写真

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解 説

ノーベル文学賞に輝いた作家J・M・クッツェーの代表作「夷狄を待ちながら」を豪華キャストで映画化。架空の帝国を舞台に、ありもしない敵の襲撃に対する恐怖から猜疑心が拡散し、人間の残忍さが露わになる様を重厚なタッチで綴る。善良な民政官役のマーク・ライランスと冷酷な軍人を演じるジョニー・デップの対比が、社会風刺的なテーマを際立たせる。アカデミー撮影賞に二度輝いた撮影監督クリス・メンゲスによる映像も見事。

あらすじ

広大な帝国の辺境に位置する砂漠地帯の小さな町。この地では長年、温和な民政官が善政を敷き、遊牧民と開拓者たちが共存しながら平和に暮らしていた。だが、蛮族の襲来を恐れた帝国は、秘密警察を率いるジョル大佐を兵と共にこの地に派遣。その任務は、近く襲撃があると噂される蛮族の活動と治安状況の調査だった。やがて大佐は、1組の遊牧民の親子に尋問を開始。ありもしない謀反の計画を自白させると、蛮族討伐に乗り出す…。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ / 戦争
本編時間 114分
制作 2019年 イタリア=アメリカ
原題 WAITING FOR THE BARBARIANS
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