作品解説
実在するイタリアマフィア、トンマーゾ・ブシェッタの半生と裏切り、そしてその美学を描いた実録犯罪ドラマ。
組織を裏切って司法当局に寝返った実在のマフィア、トンマーゾ・ブシェッタを描く実録犯罪ドラマ。マフィアの抗争が激化した1980年代初頭のイタリアを舞台に、家族や仲間の命を抗争により奪われたブシェッタの衝撃的な半生が描かれる。監督は巨匠マルコ・ベロッキオ。主演は『修道士は沈黙する』のピエルフランチェスコ・ファヴィーノ。イタリアのアカデミー賞にあたるダヴィッド・ディ・ドナッテロ賞で最多6部門を受賞した。
ストーリー
マフィア同士の抗争が激化する1980年代初頭のシチリア。マフィアの大物トンマーゾ・ブシェッタは敵対組織により大勢の仲間を殺されてしまう。腐敗しきった組織に憤りを覚えたブシェッタは、血の掟を破ってマフィア撲滅を目指す判事、ファルコーネに情報を提供することを決意。ブシェッタの証言により、マフィアたちを一斉に検挙し裁くという国家を揺るがす一大裁判が開廷する。イタリアマフィア史上最大の事件の結末とは。
キャスト&スタッフ
監督
- MARCO BELLOCCHIO マルコ・ベロッキオ
出演
- PIERFRANCESCO FAVINO ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
- LUIGI LO CASCIO ルイジ・ロ・カーショ
- MARIA FERNANDA CANDIDO マリア・フェルナンダ・カンディド
- FABRIZIO FERRACANE ファブリツィオ・フェラカーネ
- FAUSTO RUSSO ALESI ファウスト・ルッソ・アレジ
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