作品解説
オーストリアを震撼させた一家惨殺事件を映画化した実録ドラマ。刑務所から出所した殺人鬼が凶行へと及ぶ様を描く。
1980年にオーストリアで起きた実在の一家惨殺事件を基にしたドラマ。殺人衝動を抱えたまま世に放たれた殺人鬼の冷酷非情な凶行を、殺人鬼自身の内面を通して徹底したリアリズムで描き出す。衝撃的な内容のため本国オーストリアでは1週間で上映打ち切り。他の欧米諸国でも上映禁止などの物議を醸したが、再評価の機運が高まる中、日本では2020年に初の劇場公開が実現した。主演は『U・ボート』のアーウィン・レダー。
ストーリー
裁判の際、「女性が私のために恐怖で震えているのが大好きだ。それは中毒のようなもので絶対に止まらない」と語った殺人鬼ヴェルナ―・クニーセク。彼が1980年1月、オーストリアで起こした一家惨殺事件。約8年の刑期を終え、1ヶ月後には釈放される予定となっていたクニーセクは、就職先を探すために3日間のみ外出を許された際に、凶行に及んだのだ。決して世に放ってはならなかった男の、異様な行動と心理状態とは・・・。
キャスト&スタッフ
監督
- GERALD KARGL ジェラルド・カーグル
出演
- ERWIN LEDER アーウィン・レダー
- SILVIA RABENREITHER シルヴィア・ラベンレイター
- EDITH ROSSET エディット・ロゼット
- RUDOLF GOTZ ルドルフ・ゲッツ
- ROBERT HUNGER-BUHLER ロベルト・ハンガー・ビューラー
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