作品解説
ヴィム・ヴェンダース監督の近未来SF。車で旅に出た女性クレアは何者かの追跡を逃れる男性と出会い、世紀末の世界を巡る。
米・日・独・仏・豪の五ヶ国合作によるヴィム・ヴェンダース監督の近未来SF。世界各国に渡るロケ撮影やNHKの全面協力によるハイビジョンの導入などが話題を集め、当時の日本の風景も収められている。CGが今ほど発達してない時代に作り上げた盲目の人間に視覚を再現させる装置とその映像は見どころ。主演はウィリアム・ハートと『ベルリン・天使の詩』のソルベイグ・ドマルタン。共演はジャンヌ・モロー、笠智衆。
ストーリー
1999年冬、核衛星の墜落が予測され、世界は不安に覆われる。ヴェニスから車で旅に出たクレアは、途中何者かに追われるトレヴァーと出会う。一度は別れたものの、なぜか彼のことが気になり、元恋人の作家や私立探偵と共にその後を追ってリスボン、モスクワ、北京へ。東京でトレヴァーと再会したクレアは、彼が盲目の母に見せる映像を集めるため、父が発明した脳に映像を直接送り込むカメラを手に世界中を旅していることを知る。
キャスト&スタッフ
監督
- WIM WENDERS ヴィム・ヴェンダース
出演
- WILLIAM HURT ウィリアム・ハート
- SOLVEIG DOMMARTIN ソルベイグ・ドマルタン
- JEANNE MOREAU ジャンヌ・モロー
- MAX VON SYDOW マックス・フォン・シドー
- CHISHU RYU 笠智衆
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