コリーニ事件

国家を揺るがした世界的ベストセラー小説を映画化したサスペンス。ある殺人事件の裁判が、戦後ドイツの不都合な真実を炙り出す。

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解 説

ドイツの現役弁護士作家フェルディナント・フォン・シーラッハの世界的ベストセラーを基にした社会派サスペンス。正義に挑む新人弁護士を『ピエロがお前を嘲笑う』のエリアス・ムバレク、被告人コリーニをフランコ・ネロが演じている。原作小説がきっかけとなり、ドイツ連邦法務省が「過去再検討委員会」を設置するなど、文字通り”国家を揺るがした”作品。感情を揺さぶる演出、そして衝撃的な法のトリックから目が離せない。

あらすじ

新米弁護士のカスパー・ライネンは、ある殺人事件の国選弁護人に任命された。30年以上、ドイツで模範的な市民として働いてきた67歳のイタリア人コリーニが、経済界の大物実業家を殺害したのだ。ライネンにとって被告側弁護士として初めて手掛ける大きな事件。だが被害者は少年時代からの恩人だった。事件について一切口を閉ざすコリーニ。ライネンは事件を深く調べていくうちに、想像を超える衝撃の真実に向き合うことになる。

監 督

出 演

ジャンル サスペンス / 社会派
本編時間 125分
制作 2019年 ドイツ
原題 THE COLLINI CASE
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