作品解説
カトリーヌ・ドヌーヴ主演の歴史ドラマ。20世紀初頭、フランス領インドシナの動乱に運命を翻弄されるフランス人女性を描く。
20世紀初頭のフランス領インドシナを舞台に、動乱に翻弄されてゆくフランス人女性の運命を描いた歴史ドラマ。主演のカトリーヌ・ドヌーヴが、スケールの大きな映像に負けない貫録の演技を見せる。共演のヴァンサン・ペレーズは来日時に「目で妊娠させる男」の異名を取るほど、女性ファンから熱狂的な人気を集めた。アカデミー賞では外国語映画賞を受賞。世界遺産となったハロン湾など、ロケ地の景観を捉えた映像美も見どころ。
ストーリー
1930年代のフランス領インドシナ。祖国を知らないフランス人女性エリアーヌは、亡き友人の娘でアンナンの皇女である養女カミーユと暮らしながら、ゴム園を経営していた。そんな2人の前に現れたのが、フランス人将校ジャン・バチストだった。やがてエリアーヌは、ジャンと愛し合うようになる。そこへ、皇帝が暗殺される事件が発生。国の独立を目指す共産党が決起したのだ。この動乱がエリアーヌたちの運命を翻弄し始める…。
★アカデミー外国語映画賞受賞。
キャスト&スタッフ
監督
- REGIS WARGNIER レジス・ヴァルニエ
出演
- CATHERINE DENEUVE カトリーヌ・ドヌーヴ
- VINCENT PEREZ ヴァンサン・ペレーズ
- LINH DAN PHAM リン・ダン・ファン
- JEAN YANNE ジャン・ヤンヌ
- DOMINIQUE BLANC ドミニク・グラン