作品解説
『最強のふたり』の監督コンビが、社会から疎外された子供たちの支援団体を運営する男たちの正義の奮闘を実話に基づいて描く。
『最強のふたり』のエリック・トレダノ&オリヴィエ・ナカシュの監督コンビが、実在する2人の男性の支援活動を映画化した人間ドラマ。主演のヴァンサン・カッセルとレダ・カテブは、モデルとなった本人たちに密着して役作りを実践。また、実際の介護者と自閉症の若者たちも俳優として参加。実在の人々とフィクションが行き来することで、彼らの日常や個人的な問題に寄り添えると考えた。サンセバスチャン国際映画祭観客賞を受賞。
ストーリー
パリで自閉症スペクトラムのケア施設を運営するブリュノは、他の施設で断られた子供たちも受け入れ、採算を度外視して活動しているため常に赤字状態。ブリュノの友人で、ドロップアウトした若者たちの社会復帰を助ける団体を運営するマリクの力を借りて、忙しくも充実した毎日を送っている。しかし、無認可であるこの施設に政府の監査が入り閉鎖の危機に迫られる。そんな中、重症の自閉症の少年ヴァランタンが失踪してしまう…。
キャスト&スタッフ
監督
- ERIC TOLEDANO エリック・トレダノ
- OLIVIER NAKACHE オリヴィエ・ナカシュ
出演
- VINCENT CASSEL ヴァンサン・カッセル
- REDA KATEB レダ・カテブ
- HELENE VINCENT エレーヌ・ヴァンサン
- BRYAN MIALOUNDAMA ブライアン・ミアルンダマ
- ALBAN IVANOV アルバン・イワノフ