オルフェの遺言 私に何故と問い給うな[HDレストア版]

ジャン・コクトーの遺作となった映像詩。コクトー自身が演じる詩人が、時間と空間を超越しながら死と生の狭間を彷徨う姿を描く。

オルフェの遺言 私に何故と問い給うな[HDレストア版] 場面写真

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解 説

映画監督としても独自の美学を示した天才芸術家ジャン・コクトーが監督・脚本を務め、自ら主演した異色の映像詩。物語はコクトーが1950年に手掛けた映画『オルフェ』の終盤から始まり、コクトー演じる詩人が現代、古代、死の国などを彷徨い続ける。詩的な映像で綴られた芸術家の“遺言”ともいえる作品。コクトーの養子であるエドゥアール・デルミやユル・ブリンナー、カメオ出演のピカソ夫妻など多彩な共演者にも注目。

あらすじ

前作『オルフェ』の終幕近い場面から物語は始まる。ルイ15世時代の詩人の姿をしたコクトーは、まず教授の息子の前に突如現れる。時空を彷徨う彼には、教授の研究が必要なのだ。「父は死んだ」との返事に、詩人は再び姿を消す。やがて詩人が現れたのは、死期の近い教授のもとで、これもまた時代があっていない。だが老人が手から落とした小箱が、詩人を教授の現役時代へと誘う。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ
本編時間 82分
制作 1962年 フランス
原題 LE TESTAMENT D'ORPHEE OU NE ME DEMANDEZ PAS POURQUOI
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