THE MAN WHO KILLED DON QUIXOTEテリー・ギリアムのドン・キホーテ

ジャンル: コメディ /アドベンチャー

本編時間: 134分

制作: 2018年
西＝ベルギー＝仏＝英

作品解説

テリー・ギリアム監督の奇想天外コメディ。情熱を失った若手監督が、自分をドン・キホーテと信じ込む老人と共に冒険へ旅立つ。
鬼才テリー・ギリアム監督の奇想天外コメディ。本作は長年映画化に取り組みながらも数々のトラブルに見舞われ、頓挫を繰り返しながらも構想から３０年を経て完成に漕ぎつけた。仕事への情熱を失った若手監督が、自分をドン・キホーテと信じ込む老人に連れられて繰り広げる冒険を現実と幻想を交錯させて描き出す。老人役ジョナサン・プライスの憑依したような演技は圧巻で、アダム・ドライヴァーとのコンビも絶妙な面白さを伴う。

ストーリー

仕事への情熱を失った若手監督のトビーは、撮影に訪れたスペインの田舎で１枚のＤＶＤを手に入れる。それは、彼が学生時代に監督した映画『ドン・キホーテを殺した男』だった。そのロケ地が近いことを知ったトビーは、そこでドン・キホーテを演じた老人と再会する。しかし彼は、完全に自分自身をドン・キホーテだと思い込んでいた。無理やり従者サンチョ・パンサにさせられたトビーは、老人と共に冒険に旅立つのだが…。