作品解説
天涯孤独になった少年と、殺処分が決まった競走馬の逃避行を切なくも詩的なタッチで描き出すロードムービー。
『さざなみ』のアンドリュー・ヘイ監督が、ウィリー・ヴローティンの小説を映画化したロードムービー。天涯孤独の少年と殺処分の決まった老競走馬が居場所を求める旅路を、切なくも詩的に描いてゆく。監督は、原作に綴られたルートを旅しながら脚本を執筆。その筆致がロケーション撮影に活かされている。主人公を演じたチャーリー・プラマーは、ヴェネチア国際映画祭で新人俳優賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞した。
ストーリー
父親と暮らす15歳の少年チャーリーは、厩舎オーナーのデルから競走馬ピートの世話を頼まれ、家計を助けるためにこれを引き受けた。素直で呑み込みが早く、馬を可愛がる彼はすぐにデルに気に入られる。そんな中、トラブルに巻き込まれた父親が亡くなってしまう。さらにレースで惨敗したピートが殺処分されることになり、チャーリーはピートを連れ、かつて優しくしてくれた叔母が住むワイオミング目指して旅に出るが…。
キャスト&スタッフ
監督
- ANDREW HAIGH アンドリュー・ヘイ
出演
- CHARLIE PLUMMER チャーリー・プラマー
- STEVE BUSCEMI スティーヴ・ブシェミ
- CHLOE SEVIGNY クロエ・セヴィニー
- TRAVIS FIMMEL トラヴィス・フィメル
- STEVE ZAHN スティーヴ・ザーン
監督・出演者 関連作品
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スティーヴ・ザーンサンキュー、ボーイズ
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チャーリー・プラマーシェア~私に何が起こったか~
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