作品解説
映画の父D・W・グリフィス監督によるサイレント映画。南北戦争に引き裂かれた2つの家族を通じ、戦争の悲劇や愛と平和を描く。
映画の父D・W・グリフィス監督による1915年製作のサイレント映画。南北戦争という時代の波に翻弄された2つの名家を中心に、奴隷解放やリンカーン暗殺などアメリカが辿った歴史が、白人視点から壮大な叙事詩のように綴られてゆく。“KKK”の描き方などに現在の社会的時勢との違いはあるものの、実際の出来事を再現したシーンの凄さは必見。映画表現の礎を築いたとして映画史的に高く評価されているアメリカ最初の超大作。
ストーリー
ペンシルベニア州の名家ストーンマン家の息子フィルとトッド。サウスカロライナ州のキャメロン家に学友を訪ねて滞在するうちに、フィルはその家の娘マーガレットと愛し合うようになる。マーガレットの兄ベンとストーンマン家の末娘エルシーもまだ見ぬ仲ながら、その優しい姿を懐かしんでいた。だが南北戦争の勃発によって、親交の深い両家も敵同士になってしまう。南軍で戦ったベンの2人の弟は戦死し、ベンも捕虜となるのだが…。
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