作品解説
アレック・ギネス主演のブラックコメディ。中年男たちの金塊強奪計画を描き、無名時代のオードリー・ヘプバーンも出演している。
『ワンダとダイヤと優しい奴ら』のチャールズ・クライトン監督によるブラックコメディ。映画冒頭にハリウッド進出前のオードリー・ヘプバーンが出演し、短い出番ながらも強い存在感を残す。冷静沈着なアレック・ギネスと、ユーモラスな妙味を漂わせるスタンリー・ホロウェイが息の合った掛け合いを披露。エッフェル塔での追跡シーンをはじめ凝った演出が多く、T・E・B・クラークによる脚本はアカデミー脚本賞を受賞した。
ストーリー
ロンドンの銀行で金塊運搬に従事している実直な中年男ホランドは、土産物業者のペンドルベリーと知り合い、以前から考えていた金塊強奪計画を打ち明ける。盗み出した金塊を高炉で溶かし、エッフェル塔の形をした文鎮に作り変え、フランスへ運び出そうというのだ。計画は順調に進み、純金のエッフェル塔ミニチュアと共に国外へ飛ぶ2人。しかし非売品指定をしていたはずのそのエッフェル塔が、土産物として販売されてしまう。
★アカデミー脚本賞受賞。
キャスト&スタッフ
監督
- CHARLES CRICHTON チャールズ・クライトン
出演
- ALEC GUINNESS アレック・ギネス
- STANLEY HOLLOWAY スタンリー・ホロウェイ
- SIDNEY JAMES シドニー・ジェームズ
- ALFIE BASS アルフィー・バス
- AUDREY HEPBURN オードリー・ヘプバーン
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