作品解説
イザベル・ユペール主演のサスペンス。何者かに襲われた女性が犯人を捜すうち、恐ろしい本性が明らかになっていく。
ポール・ヴァーホーヴェン監督が、イザベル・ユペールを主演に迎えたサスペンス。『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』の原作者フィリップ・ディジャンによる同名小説を基に、覆面男に襲われた女社長が犯人を炙り出すため、恐るべき罠を仕掛けていく姿を描く。モラルや常識に囚われないヒロインは賛否両論を呼び、ユペールはフランス語での演技ながら「キャリアベストの演技」と評されてアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。
ストーリー
ゲーム会社の女社長ミシェルが、1人暮らしの自宅で覆面男に襲われてしまう。その後も差出人不明の嫌がらせメールや留守中に誰かが侵入した形跡など、不審な出来事が続発。自分の生活リズムを把握しているかのような犯行に、周囲の人物を疑うミシェル。ある過去のせいで警察との関わりを避ける彼女は、自ら犯人を炙り出そうとする。だが次第に明らかになるのは、事件の真相よりも恐ろしいミシェルの本性だった。
キャスト&スタッフ
監督
- PAUL VERHOEVEN ポール・ヴァーホーヴェン
出演
- ISABELLE HUPPERT イザベル・ユペール
- LAURENT LAFITTE ローラン・ラフィット
- ANNE CONSIGNY アンヌ・コンシニ
- CHARLES BERLING シャルル・ベルリング
- VIRGINIE EFIRA ヴィルジニー・エフィラ
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