青~chong~

『フラガール』の李相日監督が、卒業制作として自身の体験に基づき撮り上げた、PFFアワード2000グランプリ受賞作品。

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解 説

李相日監督の長編デビュー作。在日3世の日常というテーマを、練りこまれたストーリーと絶妙なカット割、センスあふれる構図で、テンポよく仕上げた。コリアンの蔑称である“チョン”と、朝鮮語で“青”を表す“チョン”、そして日本語で“若さ”を意味する“青”というタイトルが恋や挫折といった当たり前の青春の悩み、在日朝鮮人というアイデンティティの問いかけと重なる登場人物達の状況を見事に伝えている。

あらすじ

在日朝鮮人学校に通うテソンは学校でも家庭でも朝鮮人として誇り高く生きるようにと教育を受けていた。しかし、姉が「結婚したい」と連れて来たのが日本人であったことや、美しく成長した幼馴染が日本人と付き合ってしまい、失意の日々を送る。さらに子供の頃から打ち込んできた野球も練習試合で日本人学校に大敗し、テソンは野球もやめてしまう。そんなある日、日本人と付き合っているという理由で、幼馴染がいじめを受け…。

監 督

出 演

ジャンル 青春 / ドラマ
本編時間 56分
制作 1999年 日本
原題
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