ラブレス(2017)

カンヌ国際映画祭審査員賞に輝いたサスペンスフルなドラマ。ロシアの現代社会を背景に、家族という関係の希薄さをシビアに描く。

ラブレス(2017) 場面写真

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解 説

『父、帰る』『裁かれるは善人のみ』などのロシアの鬼才アンドレイ・ズビャギンツェフ監督が、カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞したドラマ。離婚協議中でお互いに息子を押し付け合っていた夫婦が、息子の失踪に直面する姿を冷徹な眼差しで描いてゆく。ズビャギンツェフ監督が暗く冷たい映像で切り取るのは、現代ロシアの富裕層の暮らし。その中でシビアに描かれる家族関係の希薄さは、観る者に多くの重い問いを投げかける。

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あらすじ

一流企業で働くボリスと美容院を経営するジェーニャの夫婦。離婚協議中の彼らにはそれぞれ別のパートナーがいて、一刻も早く離婚し、新しい暮らしをスタートしたいと考えていた。問題は12歳の息子アレクセイのこと。2人とも新生活に息子を必要としていなかったのだ。ある日、2人は息子を押し付け合い、激しく罵り合う。アレクセイは耳を塞ぎながら両親の口論を聞いていたが、翌朝、学校に出かけたまま行方不明になってしまう。

★カンヌ国際映画祭審査員賞受賞。

  • R15+吹替版

監 督

出 演

ジャンル ドラマ / サスペンス
本編時間 129分
制作 2017年 ロシア=フランス=ドイツ=ベルギー
原題 NELYUBOV
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