作品解説
アラン・ドロン主演のハードボイルドアクション。失踪した女性を捜す私立探偵が様々な事件に見舞われる、ドロンの初監督作品。
ジャン・パトリック・マンシェットの同名小説を原作に、アラン・ドロンが主演だけでなく初監督、製作、脚本にも挑戦したハードボイルドアクション。次から次へとピンチに陥る中年探偵が、持ち前の度胸と機知、抜群の銃の腕前によって窮地を切り抜けていく姿をテンポよく描く。後に『ニキータ』でブレイクするアンヌ・パリローが、主人公をサポートする若き秘書に扮してベテランのドロンに負けない存在感を見せているのも見どころ。
ストーリー
探偵事務所を営むシュカスは、イザベルという女性から行方不明になった盲目の娘を見つけてほしいという依頼を受ける。調査を始めるシュカスだったが、彼の前に怪しい男が現れ「娘は恋人と駆け落ちしただけ、詮索は不要」という警告を受ける。そして、待ち合わせ場所に現れたイザベルは、シュカスの目の前で射殺される。さらにシュカス自身も拉致され、重傷を負ってしまう。やがて事件の背後に麻薬密売組織があることが判明し…。
キャスト&スタッフ
監督
- ALAIN DELON アラン・ドロン
出演
- ALAIN DELON アラン・ドロン
- ANNE PARILLAUD アンヌ・パリロー
- MICHEL AUCLAIR ミシェル・オークレール
- DANIEL CECCALDI ダニエル・チェカルディ
- JEAN PIERRE DARRAS ジャン=ピエール・ダラ
監督・出演者 関連作品
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アラン・ドロン太陽がいっぱい[吹]金曜ロードショー(1969年)版
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ミシェル・オークレールパリの恋人[吹]機内上映版