ゆりかごを揺らす手

全てを失った女性が、ベビーシッターとして幸福な家庭に入り込み、入念な復讐劇を繰り広げる姿を描いたサイコ・サスペンス。

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解 説

『L.A.コンフィデンシャル』のカーティス・ハンソン監督が手掛けたサイコ・サスペンス。レベッカ・デモーネイ扮するベビーシッターが様々な策を弄して主人公を追い詰める過程を丹念に描き、じわじわとした恐怖を駆り立てるスリラー演出が秀逸。デモーネイが演じた悪女を単なるサイコパスではなく、母性の行きどころを失くした女性として設定し、物語に深みと悲しみを与えているのが見どころのひとつ。

あらすじ

ふたり目の子供を妊娠したクレアは、診療にいった産婦人科の医者からセクシャル・ハラスメントを受ける。彼女は医者を告訴するが、それによって社会的地位を失った彼は自殺してしまう。一方、医師の妻で妊娠中だったペイトンは、ショックで流産してしまう。クレアに対する復讐を誓ったペイトンは無事に赤ん坊を出産したクレアに接近する。そして、まんまとベビーシッターとしてクレアの家に潜入することに成功し…。

監 督

出 演

ジャンル サスペンス
本編時間 112分
制作 1992年 アメリカ
原題 THE HAND THAT ROCKS THE CRADLE(1992)
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