作品解説
アラン・ドロン主演のラブロマンス。晩年を迎えた伝説のプレイボーイ、カサノヴァの若い女性に対する想いと恋の行方を描く。
アラン・ドロンが晩年を迎えた伝説のプレイボーイ、カサノヴァを演じたラブロマンス。中年期に差し掛かったドロンの姿が、同じく盛りを過ぎたカサノヴァの姿に重なり、持ち味である独特の色気も相まって絶妙な味わいを醸し出す。彼が思いを寄せる若くて美しいヒロインに扮したのは、当時フレンチアイドルとして人気を誇ったエルザ。18世紀当時を再現した衣装や美術、美しい音楽や映像もロマンティックな雰囲気を盛り上げる。
ストーリー
稀代のプレイボーイとして名を馳せたカサノヴァも、既に53歳。人生の折り返し点を過ぎ、追放されたヴェネチアへの望郷の念を強める中、若い侍従のカミーユと共に訪れたオリヴォの屋敷でオリヴォの姪マルコリーナと出会う。たちまちその美しさの虜となるカサノヴァだったが、彼女には下級貴族のロレンツィという恋人がいた。諦めきれないカサノヴァは、あの手この手を尽くして何とかマルコリーナをものにしようとするのだが…。
キャスト&スタッフ
監督
- EDOUARD NIERMANS エドゥアール・ニエルマン
出演
- ALAIN DELON アラン・ドロン
- FABRICE LUCHINI ファブリス・ルキーニ
- ELSA エルザ
- WADECK STANCZAK ヴァデック・スタンザック
- DELIA BOCCARDO デリア・ボッカルド
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アラン・ドロン危険なささやき
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