作品解説
「STARセレクション 町山智浩の“最も危険なアメリカ映画”」本編前に町山智浩さんによるオリジナル作品解説を放送します。
ノーベル賞作家ハリー・シンクレア・ルイスの原作を、『熱いトタン屋根の猫』など文芸小説の映画化で成功を収めてきたリチャード・ブルックス監督が脚本も手掛けて映像化。口八丁手八丁の流れ者、それでいてどこか憎めない主人公をバート・ランカスターが好演。とりわけ聴衆を相手に扇動的な布教スピーチを行い、トランス状態へと導いてゆく場面は圧巻。アカデミー賞では、主演男優賞、助演女優賞、脚色賞の3部門を受賞した名作。
ストーリー
口が達者でプレイボーイのセールスマン、エルマー・ガントリー。彼はある日、美しい女性伝道師シャロンに一目惚し、彼女の所属する宗教団体に入信することにする。シャロンの気を引くため目立とうとするエルマーは、弁が立つ上、その強烈な個性で人々の心をつかみ、またたく間に伝道師のリーダーへと躍進していく。シャロンの信頼と愛情を手に入れたエルマーだが、やがて、彼の黒い過去が明らかになる…。
★アカデミー主演男優賞(バート・ランカスター)、助演女優賞(シャーリー・ジョーンズ)、脚色賞受賞。
キャスト&スタッフ
監督
- RICHARD BROOKS リチャード・ブルックス
出演
- BURT LANCASTER バート・ランカスター
- JEAN SIMMONS ジーン・シモンズ
- DEAN JAGGER ディーン・ジャガー
- ARTHUR KENNEDY アーサー・ケネディ
- SHIRLEY JONES シャーリー・ジョーンズ
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