作品解説
プルーストの長編小説「失われた時を求めて」の一篇を『ブリキの太鼓』のフォルカー・シュレンドルフ監督が映画化したラブロマンス。
文豪マルセル・プルーストが“意識の流れ”をそのままに小説化する試みとして、半生をかけて執筆した文芸大作「失われた時を求めて」の一篇を、ニュー・ジャーマン・シネマの旗手フォルカー・シュレンドルフ監督が映画化したラブロマンス。絵画のような格調ある衣装や美術で、匂い立つロマンスを官能的に描いている。主演のジェレミー・アイアンズをはじめ、アラン・ドロン、ファニー・アルダンら仏英豪華キャスト共演も見どころ。
ストーリー
19世紀末のパリ。美術に造詣が深く裕福なユダヤ人青年スワンは、社交界の花形的存在だった。そんなスワンがオデットと馬車に同乗した際、胸につけていたカトレアの花を直すため彼女に触れた瞬間、とりつかれたように恋に落ちてしまう。それまで愉しんでいた音楽会、サロンでの時間にも関心を示せず、オデットのことが頭から離れないスワン。愛に彷徨うスワンは、やがてオデットの重大な秘密を知ることとなるのだが…。
キャスト&スタッフ
監督
- VOLKER SCHLONDORFF フォルカー・シュレンドルフ
出演
- JEREMY IRONS ジェレミー・アイアンズ
- ORNELLA MUTI オルネラ・ムーティ
- ALAIN DELON アラン・ドロン
- FANNY ARDANT ファニー・アルダン
- MARIE CHRISTINE BARRAULT マリー・クリスティーヌ・バロー
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ジェレミー・アイアンズミッション
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