作品解説
アラン・ドロンが凶悪事件の捜査に協力する精神科医を演じる犯罪サスペンス。日本では劇場未公開で、今回が日本初披露となる貴重な作品。
凶悪犯罪を繰り返す男とその捜査に協力する精神科医の攻防を描くサスペンス。二枚目精神科医役がハマっているアラン・ドロンの色男っぷりも魅力の1作。監督は『殺人ゲーム』でカンヌ国際映画祭脚本賞などを受賞し、『ショック療法』でもドロンを医師役で起用したアラン・ジェシュア。心の渇望を満たすために殺人を繰り返す男の乾いた狂気を、カンヌ国際映画祭男優賞受賞歴を持つジャン・ヤンヌがあえての無機質な演技で表現する。
ストーリー
突如、莫大な遺産を相続したテレビ修理工のルイ。彼は、これまでの貧しい暮らしと孤独から抜け出し、自分の存在価値を世間に示したいと思うようになる。知的障害のある友人アインシュタインを巻き込み、彼はヨハネの黙示録に出てくる“終末に行われる善と悪の最終戦争”の意味を持つ“アルマゲドン”と名付けた恐ろしい計画を警察に予告。フランス警察は、犯罪心理学のエキスパートであるアンブローズ医師に捜査協力を要請する。
ソフト未発売。
キャスト&スタッフ
監督
- ALAIN JESSUA アラン・ジェシュア
出演
- ALAIN DELON アラン・ドロン
- JEAN YANNE ジャン・ヤンヌ
- RENATO SALVATORI レナート・サルヴァトーリ
- MICHEL CRETON マイケル・クレトン
- GUY SAINT-JEAN ガイ・セント=ジーン
監督・出演者 関連作品
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アラン・ドロン太陽が知っている
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ジャン・ヤンヌ肉屋(1970)
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レナート・サルヴァトーリふたりの女(1960)
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