トム・ハンクスとメグ・ライアン共演のラブロマンス。お互い心に傷を抱えた男女のすれ違いの恋と運命的出会いを描く。
心に傷を抱えた男女が、ラジオ番組をきっかけに心を惹かれあってゆく姿を描いたハートフルなラブロマンス。１９５７年の名作『めぐり逢い』をモチーフに、トム・ハンクスとメグ・ライアンの黄金コンビが共演。クリスマスに始まった恋が、バレンタインデーに結実するまでの、すれ違いの恋と運命的な出会いを描く。２人の待ち合わせ場所として、ニューヨークにあるエンパイア・ステート・ビルの展望台が印象的に使われている。

サムは妻に先立たれて以来、落ち込みっぱなし。そんな父を元気づけたいと８歳の息子ジョナは、ラジオのトーク・イン・ショーに電話し、「落ち込むパパに新しい奥さんを…」と告げる。そのジョナの願いが、車でラジオを聞いていた新聞記者アニーの魂を揺さぶる。さらに、番組ホストに促され電話口に出て妻を亡くしてからの心境を語るサムの声を聞き、アニーはもらい泣き。婚約者がいるにも関わらず、彼女は運命的な何かを感じる。