群衆の中の一つの顔

『エデンの東』のエリア・カザン監督による社会派ドラマ。メディアの力によって人気者に祭り上げられた青年の悲劇を描く。

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解 説

『エデンの東』のエリア・カザン監督が手掛けた社会派ドラマ。ラジオからテレビの時代へと移行しつつあった1950年代後半を舞台に、メディアの力で浮浪者から世間の人気者に登り詰めた青年が、やがて自分の力を過信したせいで転落する姿を描いてゆく。大衆によってヒーローに祭り上げられた男の悲劇は、当時のアメリカ社会への痛烈な批判を含みつつ、さまざまなメディアが発展した現代にも通じるテーマとなっている。

あらすじ

アメリカの地元ラジオ局アナウンサー、マーシャは、拘置所でギターを弾いて民謡を歌う青年ロンサム・ローズと出会い、その歌を録音する。マーシャの伯父で放送局の経営者J・B・ジェフリーズは、ロンサムの歌声に惚れ込み彼と契約。ロンサムの歌声はラジオの電波に乗ってたちまち大旋風を巻き起こす。やがてその人気に目を付けた中央のTV局から引き抜かれたロンサムは、メディアの力で大衆のヒーローに登り詰めてゆく。

監 督

出 演

ジャンル 社会派 / ドラマ
本編時間 128分
制作 1957年 アメリカ
原題 A FACE IN THE CROWD
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