作品解説
喜劇王チャップリンの遺体誘拐事件をモチーフにしたコメディドラマ。実話を基に、犯人たちが繰り広げる大騒動をコミカルに描く。
1978年に実際に起きた喜劇王チャップリンの遺体誘拐事件を基にした、温かくほろ苦い人生のおとぎ話。どん底の移民2人が愛情に支えられて生きる道を見出すストーリーは、常に弱者の味方だったチャップリンへの敬意に溢れている。フランス出身の映画音楽の巨匠ミシェル・ルグランが、哀愁漂う『ライムライト』のテーマ曲などを巧みにアレンジした音楽で彩る。随所に散りばめられたチャップリン作品の名シーンも必見。
ストーリー
妻が入院し、幼い娘を抱えたオスマンは、貧しさから医療費を払うこともままならなかった。そんな中、喜劇王チャップリンが他界したとのニュースが駆け巡る。スイスのレマン湖畔の墓に埋葬されたチャップリンの遺体を盗んで、遺族から身代金をせしめようという親友エディの誘いに巻き込まれてしまったオスマン。だが、犯行計画の詰めの甘さに、運の無さも災いして次々にボロが…。追い詰められたオスマンは最後の賭けに出る。
キャスト&スタッフ
監督
- XAVIER BEAUVOIS グザヴィエ・ボーヴォワ
出演
- BENOIT POELVOORDE ブノワ・ポールヴールド
- ROSCHDY ZEM ロシュディ・ゼム
- CHIARA MASTROIANNI キアラ・マストロヤンニ
- PETER COYOTE ピーター・コヨーテ
- DOLORES CHAPLIN ドロレス・チャップリン
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