黒い牡牛

メキシコの農村を舞台に、母を失った少年と1頭の子牛の絆を美しい映像と音楽で彩ったアカデミー原案賞受賞の感動のドラマ。

黒い牡牛 場面写真

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解 説

赤狩りでハリウッドを追われた名脚本家ダルトン・トランボが、ロバート・リッチという偽名で原案を執筆。そのためアカデミー原案賞を受賞した際、受賞者が会場に現れなかったという反骨精神に溢れた曰くつきの作品。運命に翻弄される少年と1頭の牛の絆を描いた物語を、色彩鮮やかなカラー映像と華麗な音楽が彩る。終始、牛を守ろうとする少年の曇りのない瞳が胸を打つ。大観衆の前で繰り広げられる闘牛の場面も迫力に満ちている。

あらすじ

メキシコの農村。母親を亡くした少年レオナルドは、その夜、落雷で倒れた大木の下敷きになっている黒い子牛を発見する。父親から許可を得て、子牛を“ヒタノ”と名付けて育て始めるレオナルド。1人と1頭の間には、次第に絆が芽生えてゆく。やがて、ヒタノは牧場主のものであることが判明するが、牧場主はヒタノをレオナルドに任せることを約束。ところが、牧場主が事故死したことから、ヒタノは闘牛場へ送られることになり…。

★アカデミー原案賞受賞。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ
本編時間 102分
制作 1956年 アメリカ
原題 THE BRAVE ONE(1956)
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