私は殺される(1948)

ルシル・フレッチャー原作によるサスペンスの名作。混線電話から偶然、殺人予告を聞いてしまった女性の運命をスリリングに描く。

私は殺される(1948) 場面写真

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解 説

ルシル・フレッチャー原作のラジオ放送劇を、『追想』のアナトール・リトヴァク監督が映画化したサスペンスの名作。電話の混線で殺人予告を聞いてしまった心臓病の妻をバーバラ・スタンウィックが演じ、アカデミー主演女優賞候補となった。その夫役で『地上より永遠に』の名優バート・ランカスターが共演。ヒロインが電話を通じてしか外部と接触できないもどかしさ、じりじりと殺人予告の時間が迫る焦燥感が絶妙に描かれる。

あらすじ

製薬会社のニューヨーク支店長の妻レオナは、心臓を患いベッドで過ごす日々を送っている。最近、様子のおかしかった夫が帰宅時刻になっても戻らず、彼女は夫の会社に電話する。だが通じず、彼女は混線した電話から「今夜11時15分に例の女を殺そう」という恐ろしい会話を聞いてしまう。警察に相手にされず、夫の秘書や主治医に連絡するうちに、夫への疑惑を深めるレオナ。そんな中、エヴァンスという男から電話がかかってくる。

監 督

出 演

ジャンル サスペンス / ミステリー
本編時間 90分
制作 1948年 アメリカ
原題 SORRY, WRONG NUMBER(1948)
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