アギーレ/神の怒り

ニュー・ジャーマン・シネマの巨匠ヴェルナー・ヘルツォーク監督のアドベンチャー。黄金郷を目指す探検隊の過酷な末路を描く。

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解 説

ニュー・ジャーマン・シネマを代表するヴェルナー・ヘルツォーク監督が、エル・ドラド(黄金郷)を目指す探検隊の過酷な旅の末路を描いたアドベンチャードラマ。本作では実際にジャングルに分け入り、アマゾン川を下るという厳しい条件下で撮影が敢行され、機材や食料を運びながらの撮影そのものが冒険であったという逸話を持つ。アギーレを演じたクラウス・キンスキーの鬼気迫る演技、厳しい自然を映し出した映像の美しさは必見。

あらすじ

1560年末、スペインの征服者たちによる探検隊は、黄金郷エル・ドラド発見のためアマゾンの奥地を目指してアンデス山脈最後の峠を越えようとしていた。やがて副官のアギーレは娘とともに川を下り始めるが、増水のために筏が流され、渦に巻き込まれた兵士が命を落としてしまう。さらに探検隊は、熱病やインディオの襲撃に見舞われ、内部崩壊を始める。そんな中、アギーレは常軌を逸した壮大な野望に取り憑かれてゆくのだが…。

監 督

出 演

ジャンル アドベンチャー / ドラマ
本編時間 95分
制作 1972年 西ドイツ
原題 AGUIRRE, DER ZORN GOTTES
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