作品解説
フランソワ・オゾン監督による刺激的な青春ドラマ。SNSを通じて売春に手を染める少女の謎めいた心模様を描く。
『まぼろし』『8人の女たち』などで女性心理を巧みに描いてきたフランソワ・オゾン監督が、思春期の少女の自我と性を刺激的に描いた青春ドラマ。裕福な家庭に育ちながら、不特定多数の男たちと性行為を重ねる美しい女子高生を演じるのは、モデル出身で本作が映画初主演のマリーヌ・ヴァクト。家族に対するいらだちや焦りを抱え、少女と大人の狭間で揺れる17歳の心情が、オゾン監督らしい繊細かつ鋭い視線で浮かび上がる。
ストーリー
パリの名門高校に通うイザベルは、あどけない顔立ちに大人びた眼差しを持つ17歳の少女。医師の母とその再婚相手、弟とともにリゾート地でひと夏を過ごしていた彼女は、そこで知り合ったドイツ人青年と海辺で初体験を呆気なく済ませる。そして秋。彼女は放課後になると、SNSを通じて知り合った不特定多数の男たちに体を売るようになっていた。そんなある日、客の1人が心臓発作を起こしてベッドの上で息を引き取ってしまう…。
劇場公開版(R18+指定)を再編集した「R15+指定版」。
キャスト&スタッフ
監督
- FRANCOIS OZON フランソワ・オゾン
出演
- MARINE VACTH マリーヌ・ヴァクト
- GERALDINE PAILHAS ジェラルディン・ペラス
- FREDERIC PIERROT フレデリック・ピエロ
- FANTIN RAVAT ファンタン・ラヴァ
- CHARLOTTE RAMPLING シャーロット・ランプリング
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シャーロット・ランプリングレッド・スパロー
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