作品解説
ウェス・アンダーソン監督作。伝説のコンシェルジュが殺人事件の真相解明に挑む、超豪華キャスト共演のミステリーコメディ。
『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』など個性的な作風で知られるウェス・アンダーソン監督が、豪華スター共演で贈るミステリーコメディ。名門ホテルで起きた殺人事件の顛末を描き、ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した。1900年代欧州の歴史の変遷を時代ごとに描きながら、映画史になぞったスクリーンサイズの違いによってもその変化を表現。また、シンメトリーを基本とした画面構成など、彼特有の映像表現と演出が冴え渡る。
ストーリー
1968年、かつての栄華を失ったグランド・ブダペスト・ホテルのオーナーであるゼロは、作家の前で自分の人生を振り返る。ゼロがベルボーイとして働き始めた1932年、ホテルはエレガントな宿泊客で溢れていた。そんな中、伝説のコンシェルジュ、グスタヴの得意客であるマダムDが殺され、彼女から貴重な絵画を受け取ったグスタヴに容疑が掛かってしまう。グスタヴとゼロは、ホテルの威信を懸けて事件解明に挑むのだが…。
★アカデミー美術賞、作曲賞、衣裳デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞受賞、ベルリン国際映画祭審査員特別賞・銀熊賞受賞。
キャスト&スタッフ
監督
- WES ANDERSON ウェス・アンダーソン
出演
- RALPH FIENNES レイフ・ファインズ 木下浩之(吹替)
- F. MURRAY ABRAHAM F・マーレイ・エイブラハム 岩崎ひろし(吹替)
- SAOIRSE RONAN シアーシャ・ローナン 三浦綾乃(吹替)
- ADRIEN BRODY エイドリアン・ブロディ 浜田賢二(吹替)
- WILLEM DAFOE ウィレム・デフォー 竹本和正(吹替)
監督・出演者 関連作品
-
エイドリアン・ブロディサード・パーソン
-
レイフ・ファインズキングスマン:ファースト・エージェント
-
ウェス・アンダーソンフレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊
-
ウィレム・デフォー7月4日に生まれて
関連特集
- 関連特集はありません