作品解説
マッツ・ミケルセン主演、カンヌで3冠受賞した社会派ドラマ。少女の嘘により全てを失った男の孤独な戦いを描く。
少女のついた些細な嘘が1人の男の人生を破壊してゆく様を、張り詰めたタッチでリアリティたっぷりに描いた社会派ドラマ。デンマーク映画界を牽引するトマス・ヴィンターベア監督の最高傑作との呼び声も高く、世間からの迫害に自らの尊厳をかけて闘う主人公をマッツ・ミケルセンが熱演。その迫真の演技でミケルセンはカンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞、カンヌではエキュメニカル審査員賞、ヴァルカン賞の三冠に輝いた。
ストーリー
離婚と失業の試練を乗り越え、穏やかな日常を取り戻したルーカス。彼は幼稚園の教師という職を得るが、ある日、親友テオの娘クララの作り話が元で、変質者の烙印を押されてしまう。町の住人も、唯一無二の親友だと思っていたテオまでもが幼いクララの言葉を疑わず、仕事も信用も失ったルーカスは小さな町ですっかり孤立。さらに彼に向けられる憎悪と敵意がエスカレートし、一人息子のマルクスにまで危害が及んでしまい…。
★カンヌ国際映画祭男優賞(マッツ・ミケルセン)、エキュメニカル審査員賞、ヴァルカン賞受賞。
キャスト&スタッフ
監督
- THOMAS VINTERBERG トマス・ヴィンターベア
出演
- MADS MIKKELSEN マッツ・ミケルセン
- THOMAS BO LARSEN トマス・ボー・ラーセン
- ANNIKA WEDDERKOPP アニカ・ビタコプ
- LASSE FOGELSTRM ラセ・フォーゲルストラム
- LARS RANTHE ラース・ランゼ