作品解説
マイケル・ファスベンダー主演で、知られざる史実を基に心理学者ユングと精神分析学者フロイトの友情と決別を描いたドラマ。
心理学者ユングと精神分析学者フロイト。1人の女性患者を巡って繰り広げられた2人の葛藤を、実力派スターの共演でドラマティックに描く。しばしば精神世界を題材にしてきたデヴィッド・クローネンバーグ監督が、精神分析に関する知的な会話にエロティックな描写を交えつつ、ユングの苦悩を焙り出す。マイケル・ファスベンダーが抑制の効いた演技でユングを好演したほか、キーラ・ナイトレイが女性患者役で鬼気迫る熱演を披露。
ストーリー
1904年のチューリッヒ。病院で精神科医として働くユングの元に、女性患者ザビーナが現れる。精神分析学の大家フロイトが提唱する“談話療法”を実践した彼は、ザビーナの心の奥に眠る性的なトラウマを突き止めて治療に成功。やがてユングは、妻がありながらも彼女と愛し合うようになってしまう。そして、医師と患者の立場を越えたその行為は、師と仰いで友情を築きあげたフロイトとの関係にも亀裂を生じさせてゆく…。
キャスト&スタッフ
監督
- DAVID CRONENBERG デヴィッド・クローネンバーグ
出演
- MICHAEL FASSBENDER マイケル・ファスベンダー
- VIGGO MORTENSEN ヴィゴ・モーテンセン
- KEIRA KNIGHTLEY キーラ・ナイトレイ
- SARAH GADON サラ・ガドン
- VINCENT CASSEL ヴァンサン・カッセル
監督・出演者 関連作品
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マイケル・ファスベンダープロメテウス
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キーラ・ナイトレイパイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
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